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【突然の警告音にパニック…】 その1本の電話が2300人の情報流出につながった

  • 執筆者の写真: コンステラ
    コンステラ
  • 2025年6月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月13日


2025年5月14日、山形大学は、同学の教員が詐欺被害に遭い、学生2,306人分の個人情報が外部に流出した可能性があると発表しました。

巧妙な“ウイルス警告”による遠隔操作が原因で、教育機関でもこのような被害が起きていることが明らかになりました。


♦何が起きた?: サポート詐欺による情報流出


4月21日、農学部の教員が業務用パソコンでWebサイトを閲覧中、突然「ウイルスに感染しています」という警告が大音量とともに表示されました。

動揺した教員は、画面に表示された電話番号に連絡し、案内されるまま遠隔操作ソフトをインストール。ウイルス除去を名目に金銭を請求されたところで詐欺だと気づき、操作を中断しました。

しかし、すでにパソコン内のデータが外部に抜き取られた可能性があります。


◆ 流出の可能性がある情報


教員のPCには、学生・卒業生あわせて2,306人分の情報が保存されていました。

氏名と学生番号はすべての対象者に関係し、うち313人についてはメールアドレスや電話番号も含まれていたとされています。

クレジットカード番号やパスワードなどの機密情報は保存されておらず、現時点での被害報告もありません。


◆ 大学の対応と再発防止策


山形大学は情報流出の可能性を公表し、調査を継続中です。

同大の玉手学長は「関係者にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする」とコメント。

今後は教職員を対象としたセキュリティ研修を徹底し、同様の事態を防ぐ方針です。

なお、教員がこの種の詐欺被害に遭ったのは大学としては初のケースとのことです。


◆ この詐欺、他人事ではない


今回の手口は「サポート詐欺」と呼ばれるもので、近年増加傾向にあります。

「ウイルス感染」を装った画面と大音量で人の心理を揺さぶり、冷静さを失わせるのが特徴です。

業種や立場にかかわらず、誰でも被害に遭う可能性があり、遠隔操作アプリのインストールや電話対応には細心の注意が必要です。


<参照>


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